昨日、ブラジル中央銀行は国内輸出業者の収益を圧迫している通貨レアル高に歯止めをかけるために、最大10億ドルのリバース・スワップ入札を実施すると予想されている。
リバース・スワップは金融派生商品(デリバティブ)の一種で、中銀は先物市場でドルのロングポジションを取る一方で金利市場でのショートポジションを取るものであり、ブラジル金融市場で取引を行う者にとっての不確実性を高めることが中銀の狙いと市場関係者は予想している。
リバース・スワップは長期間定期的に活用された場合に為替介入ツールとみなされ、現在の状況では一段のレアル高抑制に向けて用いられることになり、2009年5月5日以来の再実施となる。
リバース・スワップ契約では中銀は契約期間内にわたり投資家にドル金利の代わりにブラジル国内の銀行間金利を支払うが、償還期間は2011年4月1日から2012年1月2日にかけて3回に分けて支払われる予定となっている。(2011年1月14日付けエスタード紙)