昨年の新規株式公開(IPO)では上場初日に初値で売却(IPOフリッパー)した場合は2006年や2007年のように大幅な利食いはできなくなってきたが、長期株式保有では大きな収益を上げる銘柄も出てきている。
昨年の11の新規株式公開銘柄のうち、初日の公開株価を下回ったのは5銘柄、公開株価に近いのが3銘柄、1%前後上昇したのが1銘柄であった。
しかし11月に上場したBRインシュアランス社が公開株価よりも初日は27.4%、12月のDroga Raia社が8.75%とそれぞれ大幅に上昇した。
最も新規株式公開で公開株価を下回ったのは実業家エイケ・バチスタ氏のOSX社のマイナス12.5%、年末の同社の株価は初日の株価よりも39.63%も下落していた。
Multiplus社のIPO時の株価は公開株価よりも0.96%下回ったが、年末には113.41%上昇と昨年のIPO銘柄では最も上昇して、サンパウロ平均株価(Ibovespa)の8.40%を大幅に上回った。(2011年1月7日付けヴァロール紙)