欧米の中銀では国内経済活性化のために量的緩和政策を採用しているために、ブラジルの大企業や銀行は金利の安い海外で社債発行などを実施して、積極的に資金調達を行っている。
今年の海外での資金調達額は前年比37%増加の560億ドルに達しており、2006年にヴェーレ社がカナダのニッケル生産会社インコ社を180億ドルで買収した時の480億ドルを大幅に上回って記録を更新している。
今年の社債発行による資金調達は昨年の265億4,200万ドルから390億6,000万ドルと大幅に増加、社会経済開発銀行は全体の7%に相当する27億7,000万ドルを調達している。
今月、テレマール社は償還期間が7年、年利が5.33%の社債を発行して7億5,000万ユーロを調達、今年の経済成長率が7%以上、今後数年間は持続的経済成長が見込まれているために、海外ではブラジル企業の社債需要が増加してきており、来年もブラジル企業の海外での資金調達傾向は継続すると予想されている。(2010年12月20日付けヴァロール紙)