トムソン・ロイター社の調査によると今年の世界のM&Aは前年比19%増加の2兆2,500億ドルに達すると予想、新興国は全体の17%を占めると見込んでいる。
欧米を中心に先進国の経済回復は新興国よりも遅れており、またヨーロッパではギリシャやアイルランドなどの財政危機でゼロに近い金利、豊富な銀行クレジットなどで資金調達が容易なために、M&Aが拡大してきている。
豪鉱業大手・BHPビリトンのカナダのカリ肥料大手・Potashに対して、敵対的買収などが成功していれば1,000億ドルのM&Aとなっていた。
新興国のM&A総額は3780億ドル、米国は前年比11%、ヨーロッパは5%それぞれ増加、エネルギー部門が40%増加の4,820億ドル、次いで金融部門のM&Aが続いている。(2010年12月20日付けヴァロール紙)