海外投資家のブラジル国債購入やキャリートレードによる確定金利付きファンド投資の増加の影響でレアル通貨の上昇が止まらないために、連邦政府は10月にこれらの投資に対して2回連続で金融取引税(IOF)を6.0%に引上げた。
11月23日までの海外投資家の国債や確定金利付きファンド投資から5200万ドルが逃避して、IOF引上げ効果が現れてきている。
しかし鉱工業部門向け生産の海外投資家による対内直接投資投資(IED)やIOFが課税されない株などの10月の金融投資は67億7,000万ドルを記録、しかし経常収支は37億ドルの赤字を計上している。
11月現在の対内直接投資は22億ドル、月末までには28億ドルの流入が予想、国内経済が好調に推移しているために海外投資家はブラジル国内のIOFが課税されない金融投資を継続すると予想されている。(2010年11月24日付けエスタード紙)