海外で金利の安い資金を調達して実質金利が世界トップのブラジル国債などの確定金利付き投資を行うキャリートレードなどによる今月21日間の外資流入は金融取引税(IOF)の2度に亘る引き上げにも関わらず、16億6,000万ドルと前年同月比では55%上回っている。
連邦政府はレアル高の為替の流れを変えるために、今月5日に確定金利付き投資向けのIOFを2%から4%、1週間後には4%から6%に再度引上げたが、短期投資金が流入している。
またドル流入を阻止するために海外でのレアル建て国債を発行、今後も数回に亘ってレアル建ての国債発行が行われると金融市場関係者は予想している。
今月25日までの海外投資家のサンパウロ証券取引所(Bovespa)への投資総額はペトロブラス石油公社の大型増資が行われた前月比では53%に相当する43億5,000万ドルとなっている。(2010年10月26日付けエスタード紙)