資源大手のヴァーレ社は主要顧客であるアジアの投資家を呼び込むために香港のHDR(香港預託証券)に上場を申請、年内に認可される見通しとなっている。
ヴァーレ社はサンパウロ証券取引所(Bovespa)以外にもニューヨーク、マドリッドやパリで上場、しかし今回の香港での上場はアジアでは初めてとなる。
同社の経営審議会は20億ドルを上限とする自社株買いを承認して株式市場の浮動株を購入して株価を引上げ、また年末までに17億5,000万ドルの配当を支払う計画も発表、さらに来年1月までに特別配当10億ドルを支払う方針である。
ヴァーレ社はアマゾン・アルミ事業から撤退して49億ドルでNorsk Hydroに譲渡して、今後、有望な化学肥料部門やアフリカでの投資に拍車をかけると見込まれている。(2010年9月24日付けエスタード紙)