中銀では今年の銀行の個人並びに法人向けクレジットは公立銀行が積極的に拡大路線を敷いて牽引している影響で、前回予想の20%から22%に上方修正している。
好調な国内経済、大幅な雇用創出、実質賃金の上昇や過去5年間で最高の消費者の景況感などで個人向けクレジットが拡大、また法人向けクレジットは設備投資や運転資金の拡大などでそれぞれ大幅に増加している。
8月のクレジット総額はGDP比46.2%、しかし年末にはGDP比48%まで増加して過去の記録を更新すると見込まれている。
中銀は今年の公立銀行のクレジットは前年比20%が予想されていたが、現在は24%、外資系銀行も9%から14%とそれぞれ上方修正、しかし民間銀行のクレジットは24%から22%に下方修正している。
過去12カ月間の公立銀行のクレジットは24.4%、民間銀行は17.8%、外資系銀行は11.3%とそれぞれ増加、特に社会経済開発銀行(BNDES)のクレジットは32.3%、住宅向けクレジットを積極的に拡大している連邦貯蓄金庫(Caixa)は51.1%とそれぞれ大幅に増加している。
金利の低いブラジル銀行並びにCaixa金庫はクレジット部門を積極的に拡大してきたが、民間銀行はインフレ懸念が強まってきたために政策誘導金利(Selic)の引上げ予想で、クレジット拡大路線修正を先取りしている可能性がある。(2010年9月23日付けエスタード紙)