ペトロブラス石油公社の投資資金調達のための増資方法が1年6カ月以上に亘って決定されていないことやBP社のメキシコ湾での石油採掘プラットフォームの原油流出事故が影響して、今年の同社の株価は28.2%下落している。
Economatica社のラテンアメリカの751上場企業の今年の株価変動調査によるとペトロブラスの昨年12月31日の時価総額は1,993億ドル、しかし8月23日には1,431億ドルと562億ドル下落して、ラテンアメリカでは最も時価総額が減少している。
しかし株価の下落率はエレトロブラスの36.1%が最大で下落率のトップ20社にはブラジル企業が16社を占めている。
BPの原油流出事故で石油開発向けの保険プレミアムが上昇、またプラットフォームの安全性強化やメンテナンスのコストが上昇して、石油開発関連企業には負担増加につながっている。
Socopaコンサルタント社のアナリストであるオズワルド・テーレス氏はペトロブラスの株価が低迷している現在は株購入のチャンスであり、増資方法が決まれば上昇に転じると見込んでいる。
ペトロブラスに次いで時価総額が大幅に減少したのはエレトロブラスの83億ドル、ゲルダウ43億ドル、アルゼンチン資本Tenaris42億ドル、サンタンデール銀行38億ドル、イタウー‐ウニバンコ銀行35億ドル、メキシコ資本のCemexの32億ドルとなっている。(2010年8月25日付けエスタード紙)