今年上半期のブラジルのIT業界での買収・合併(M&A)は33件に達して、食品業界と共に最も多いM&Aが行われて業界の再編が進んできている。
しかしブラジルのIT企業は小規模の企業が大半であり、アーネスト&ヤング社の調査によると上半期のM&A総額は1億5,000万ドル、世界のITのM&Aは1,256件で429億ドルに達しており、前年同期は845件で281億6,000万ドルであった。
今年上半期の世界のIT業界の最大の買収案件はドイツ資本SAP社によるSybase社の買収、ブラジルでは英国Apax社によるTivit社の買収が行われた。
ブラジルの鉱工業やサービス業の企業経営者の60%は早期の事業拡大のためにM&Aを視野に入れており、世界平均の40%から45%を上回っている。
ブラジルのIT業界は連邦政府のIT部門への投資拡大が確実であり、またIT業界と他のセクターのM&Aが進んできているために、今後もM&Aが増加すると予想されている。(2010年8月24日付けヴァロール紙)