社会経済開発銀行(BNDES)の投資向けクレジットと連邦貯蓄金庫(Caixa)の住宅向けクレジット並びにペトロブラス向けの20億レアルの特別クレジットが牽引して、6月の公立銀行のクレジット部門の占有率は前月の41.7%から42.3%に増加して、2001年3月の42.7%に次ぐ記録となっている。
6月のブラジルの民間銀行のクレジット部門の占有率は前月の40.5%から40.1%、外資系銀行は17.8%から17.6%とそれぞれ減少、しかし今後はブラジルの民間銀行がシェア奪回に攻勢をかけると予想されている。
5月のBNDES銀行のクレジット総額は3,035億レアル、6月は3.1%増加の3,128億レアルに増加、今後もインフラ整備や石油・天然ガス開発部門を中心にクレジット部門の拡大が見込まれている。
6月の個人向け銀行金利は政策誘導金利(Selic)の引上げにも関わらず、金利の高い特別小切手税と呼ばれる口座借越残クレジットから金利の安い給与年金口座連動型クレジットへの利用増加で、1994年のレアルプラン以来では最も低い金利となっている。
6月の個人向けクレジット年利は銀行のマージン低減並びにクレジットの需要増加も要因となって前月から1%低下して42%、自動車向けローン年利は23.6%に低下、個人向けクレジットは前月比1.6%、自動車ローンは3%それぞれ増加、一方で口座借越残クレジットは0.2%減少している。(2010年7月28日付けエスタード紙)