ブラジルのインフレ分を差引いた実質金利は世界トップで2008年にブラジルのソブリン格付けが投資適格級に引上げられて安全性が認められているために、海外からのブラジル国債や大企業の社債やコマーシャルペーパーの購入が増加してきている。
今年5カ月間の海外投資家によるブラジル国債や社債購入は121億ドルに達しており、過去10年間では2007年の123億ドルに次ぐ記録となっている。
7月14日までの今年のブラジルのレアル通貨は日本並びにメキシコの通貨に次ぐ値上がりを記録、インフレ分を差引いた実質年利が4.5%に達しており、また今週の通貨政策委員会(Copom)での政策誘導金利(Selic)の0.75%の引上げが予想されているために、今後、さらに海外投資家は確定金利付きファンドや国債購入が増加すると見込まれている。
5月末の経常収支赤字はGDP比2.35%の140億レアル、今年5カ月間の製造部門への海外投資家の対内直接投資は114億ドルと金融部門への投資121億ドルを下回っている。(2010年7月19日付けエスタード紙)