ペトロブラス石油公社の増資が予定されていた7月から9月に延長並びにノルウエー輸出クレジット会社から10億ドルの資金を調達したことなどの要因で、格付け会社フィッチ・レーティングスが格下げを行う可能性がでてきている。
同社の第1四半期の投資総額は170億レアルと大幅に増加、また第2四半期並びに第3四半期の投資を更に増加が見込まれているために、社会経済開発銀行(BNDES)並びに中国国家開発銀行からのクレジット270億ドルを活用しなければならない。
3月の総資産に対する負債比率は32%と限界の35%に接近してきており、また増資が更に2カ月間も延長されるために、短期の資金繰りが非常に厳しくなっていることが格下げの可能性を強くしている。
ペトロブラスは2014年までの投資計画として2,240億ドルを発表、2011年からの投資が大幅に増加するために資金調達に迫られているが、今年は社会経済開発銀行(BNDES)並びに中国国家開発銀行からのクレジットで乗切ると予想されている。
ペトロブラスの今年のサンパウロ株式市場(Bovespa)の時価総額は20%に相当する708億レアル下落して、昨年末の3,471億レアルから6月22日には2,763億レアルまで減少、昨日の同社の株価は増資の2カ月延長で2.1%下落している。(2010年6月24日付けエスタード紙)