業界2位の薬局チェーンDrogaria São Paulo社はショッピングセンターで店舗を展開するDrogão社を買収、2007年にPague Menosに奪われた首位の座を奪回した。
Drogaria São Pauloは今回の買収で今年の売上は20億レアル、来年は25億レアルを予想、買収の内容は公表されていないが、現金払いは買収額の25%に留まると予想されている。
同社は2年前に新規株式公開(IPO)を予定、しかし世界金融危機の影響でキャンセルを余儀なくされたが、2012年までにはIPOを予定している。
薬局チェーン業界でIPOしているのはDrogasil 並びに南大河州のPanvel、薬局チェーンの収益性に投資ファンドが注目しており、昨年末のBTG Pactual銀行は傘下のプライベート・エクイティを通してDrogarias Farmaisを完全買収、2008年にはPragmaファンド並びにGávea社がDroga Raiaに30%の資本参加をしている。
同社は今後7カ月間以内にDrogãoの72店舗の看板を知名度の高いDrogaria São Pauloに切り替え、またショッピングセンターに45店舗を擁するDrogãoの買収で大きな飛躍が期待できる。
Drogaria São Pauloは年内にサンパウロ州、ミナス並びにリオ州で更に34店舗開店や買収などを積極的に展開して、業界首位を不動のものにする。
ブラジル国内には6万4,000軒の薬局が存在して業界の売上は300億レアルに達しているが、そのうち5,000軒で売上の半分を占めている。(2010年6月23日付けエスタード紙)