28日の通貨政策委員会(Copom)は全会一致で政策誘導金利(Selic)8.75%を0.75%引上げて9.50%に決定、しかし自動車ローンの金利はすでに引上げられていた。
3月の個人向けクレジット年利は41%と中銀が統計を取り始めた1994年以来の低金利を記録、しかし4月にはSelic金利の引上げが確実視されていたために、各銀行はすでに金利引上げをしていて42.2%になっていた。
また4月の法人向け年利は3月の26.3%から26.7%に上昇、3月の銀行の平均年利は34.2%と1997年12月以来では最低を記録、しかし4月中頃には35%に上昇していた。
4月の金利引上げは3月の90日以上の延滞率が5.3%から4月は5.2%と減少したにも関わらず、今後の延滞率の上昇が避けられないためにスプレッド金利が0.6%増加の24.6%、資金調達金利が0.2%増加の10.4%となっていた。
Selic金利の引上げ以前に金利が調整されているために、一般消費者向けのクレジット金利引上げは予想されていないが、ローン期間短縮の可能性が予想されている。
イタウー-ウニバンコ銀行は他の銀行に先立って今月23日に、資金調達金利の上昇に伴って自動車ローンの月利を1.31%から1.48%に引上げていた。
HSBC銀行も自動車ローン月利を1.29%から1.39%に引上げており、自動車ローン大手BV社は新車ローンの月利を0.05%引上げたが、中古車向け月利は据え置いている。(2010年4月30日付けエスタード紙)