ブラジル最大のブラジル銀行と3位のブラデスコ銀行は伝統的に規模の大きい外資系のヴィザ、マスターカード並びにアメリカン・エクスプレスに対抗するために、クレジットカードを発行する目的で総資産が150億レアルから200億レアルのELO銀行を立ち上げる。
ELO銀行は今後5年以内にクレジットカードのマーケットシェア15%を獲得する計画を立てており、昨年末のブラジル国内のクレジットカード発行残は5億6,500万枚であった。
また国内消費が好調に推移してクレジット部門は好調に増加してきているが、今後最も伸びるクレジットは連邦政府の大衆住宅プロジェクトや民間企業のビルやアパートの建設ラッシュが続いている住宅関連クレジットが予想されている。
ELO銀行では両銀行に口座を持ってない人や今後のクレジットカード発行が期待できるCクラス以下のブラジル人をターゲットに、競合銀行よりいち早く取込むために設立する。
ブラジルのクレジット市場は過去10年間では年平均20%増加、今年は22%の増加で5,530億レアルの取り扱い金額を予想、そのうちクレジットカードは3,130億レアル、また今年のクレジットカード発行残は6億500万枚に達すると予想されている。
連邦政府はクレジットカードの手数料収入は外資系企業のロイヤリティ収入として海外送金となることを避けるために、公立銀行である連邦貯蓄金庫(Caixa)がクレジットカードを発行して外資系カード会社と競合させるためにバックアップする。(2010年4月28日付けエスタード紙)