ブラジル銀行の給与・年金口座連動型クレジットの独占に対して、中小銀行など84銀行が加盟するブラジル銀行協会(ABBC)などがパライーバ州やサンパウロ市で11件の訴訟を起こしている。
給与・年金口座連動型クレジットは1990年代の終わりから存在していたが、連邦政府が規制を定めた2004年から急速に拡大して、今年2月の同クレジット総額は1,120億レアルと個人向けクレジットの61%まで拡大している。
同クレジットの大半を占める965億レアルは公務員や年金・恩給受給者の預金で延滞率が非常に低いために、金利が他の個人向けクレジットよりも低く抑えることが可能で、年利は27.3%と他の平均年利57.7%の半分以下となっている。
ブラジル銀行が給与・年金連動型クレジットの35%、連邦貯蓄金庫(Caixa)が15%を占め、また同クレジットの965億ドルは公立部門、152億レアルは民間部門が占めている。
ブラジル銀行は民間企業2万500社並びに公共機関と同クレジットで協定をむすんでおり、最低月利は0.99%と公表しているが、最高月利は公表していない。(2010年3月24日付けエスタード紙)