連邦政府の景気刺激策の一環である大衆住宅建設"私の家、私の暮らし"プロジェクトや建材の工業製品税(IPI)の減税などが牽引して、昨年の連邦貯蓄金庫(Caixa)のポウパンサ預金からの住宅向けクレジットは30万2,700軒で総額340億レアルに達して、住宅建設ブームとなっている。
金融危機からいち早く抜け出したブラジルは金利の低下による銀行の収益低下、30年に及ぶ長期住宅むけクレジットなどで民間銀行も積極的に住宅クレジット部門に参入しだした。
昨年の銀行のクレジット全体の伸び率は14.9%の増加に留まったが、住宅向けクレジットは41.5%増加、今年は30%から40%の伸び率が予想されている。
しかし世界の銀行の住宅向けクレジットは全体の65%に達しているにも関わらず、ブラジルはインド同様に僅かに5.0%とまだまだ増加の余地があり、公立銀行や民間銀行を問わずに今後は益々シェア争いが激しくなる。
Caixa 金庫の今年2月17日までの住宅向けクレジットは大手民間銀行の3倍に相当する64億レアルに達して、今年の予算である500億レアルを上回る勢いとなっている。(2010年2月23日付けエスタード紙)

