今年1月21日までの海外投資家のサンパウロ証券取引所(Boveapa)の買い越し総額は261億レアル、売り越し総額は267億レアルと6億レアルの売り越しを記録、しかし1月19日までは5億レアルの買い越しであった。
昨日のサンパウロ平均株価(Ibovespa )は最近の米国やヨーロッパ並びに中国の金融リスクの増加でマイナス1.05%、ドルはR$1.836 まで上昇して、昨年の9月4以来のレアル安の為替となった。
最近のブラジルの株価の下落やドル為替の上昇は米国のオバマ大統領の金融規制強化提案、 ヨーロッパでは深刻なギリシャの財政問題やスペイン、ポルトガル、アイルランドやイタリアでも金融問題を抱え、また貿易相手国の中国の金融引き締め政策が大きく影響を及ぼしている。
昨年のレアル通貨はドルに対して最も値上がり、また昨年のサンパウロ平均株価の大幅上昇で海外投資家は今後の大幅な値上がりが期待できないために、ブラジルからカナダやメキシコの株式市場に注目しだした。
インフィニティ・アセット・マネージメント社のスペシャリストであるジョージ・サンデール氏は中長期的にはブラジルの株式市場はポジチブであるが、現在は利益確保に投資家が動いていると見込んでいる。(2010年1月27日付けエスタード紙)