昨年9月の世界金融危機で海外投資家はサンパウロ証券取引所(Bovespa)から資金を一斉に引上げて株価が暴落、しかし個人投資家は投資を続行していたことや国内経済の回復などの要因で株価の回復が他の証券取引所よりも早まった。
Bovespaの個人投資家の比率は出来高の30%に達しているが、同証券取引所では今後5年間に個人投資家を500万人まで引上げる計画を立てている。
2007年に上場したパウリスタ電力(CPFL)の個人投資家比率は15%、ペトロブラスは10%、ブラデスコ銀行の個人投資家の比率も上昇してきている。
国内経済の回復に伴って来年の新規株式公開(IPO)は大幅増加が見込まれ、またペトロブラス石油公社の増資に対して勤続期間保障基金(FGTS)からの投資許可で益々個人投資家の増加が見込まれている。
また連邦政府はブラジル銀行への海外投資家の投資比率を12.5%から20%まで引き上げているために、海外投資家は今後予定されている同銀行の増資に注目している。(2009年11月23日付けエスタード紙)