金融危機の影響を受けて民間銀行はクレジットを大幅に縮小、また政策誘導金利(Selic)の切り上げに伴って貸出金利も低下したために、第3四半期の各銀行の収益性は軒並みに低下、来年は更に低下すると見込まれているためにクレジット拡大で収益をカバーする。
来年のブラジルの国内総生産(GDP)は5.0%以上の伸び率が予想されており、GDPが1.0%増加するとクレジットは4%から5%増加するために、来年のクレジットは20%増加が予想されている。
金融危機後の昨年12月の公立銀行のクレジット比率は全体の36.3%であったが、民間銀行が大幅にクレジットを縮小したために連邦政府からの要請を受けて公立銀行はクレジットを拡大したために、今年9月の比率は40.6%まで拡大している。
民間銀行はブラジル国内経済の回復に伴って個人向けや法人向けクレジット期間の延長、特に今後のクレジット拡大が見込まれる住宅部門のクレジットを拡大する。
ブラジル銀行の第2四半期の収益性は24.8%、第3四半期は23.7%、イタウー-ウニバンコは19.4%から18.7%、ブラデスコ銀行は21.6%から20%とそれぞれ大幅に低下している。(2009年11月15日付けエスタード紙)