外貨流入が止まらずにレアル通貨が上昇一途を辿っていたために、連邦政府は為替安定政策として先月20日から外国投資家のブラジル国内の金融投資に対して2.0%の金融取引税(IOF)の徴収を開始した影響で、外貨流入は開始前の1/4まで減少している。
しかし先月13日にサンタンデール銀行は新規株式公開(IPO)で過去最高の資金を調達して外貨流入を牽引、10月は145億ドルの外貨が流入して2007年6月以来の記録を更新している。
また10月の金融投資や対内直接投資の総額は131億ドルに達して記録を更新、貿易の為替オペーレーションによる外貨流入は14億9,000万ドル、IOF徴収開始前の1日平均の外貨流入は9億1,900万ドルであったが、徴収開始後は2億3,100万ドルに減少している。
IOF徴収開始後の外貨流入は大幅に減少、しかし前月比では5.9%、8月比では199%とそれぞれ増加、昨日のドル通貨は0.97%減少のR$1.726と依然としてレアル高の為替が継続している。
10月の 146億ドルの外貨流入は今年10ヶ月間の流入額228億5,000万ドルの64%に相当、前年同期比では82%増加、ブラジルへの外貨流入はブラジル国内マーケットの潜在的な需要、堅固な経済ファンダメンタルズ、サーカーワールドカップやオリンピック向けインフラ投資などの要因で海外投資家が注視している。(2009年11月5日付けエスタード紙)