社会経済開発銀行(BNDES)は10月2週までの今年のクレジット総額は初めて1,000億レアル突破の1,040億レアルに達して、昨年1年間のクレジット総額922億レアルをすでに上回っている。
国内経済が好調に回復してきて設備投資向けクレジットが拡大、来年の国内総生産(GDP)が5.0%前後の伸びが予想されているために、今後は更に投資向けクレジットの拡大が予想されている。
リーマンブラザーズ破綻後は民間銀行がクレジットを縮小させたために連邦政府は公立銀行のブラジル銀行、連邦貯蓄金庫並びにBNDES銀行にクレジット拡大を要請、金融危機後の同銀行のクレジット総額は1,280億レアルで前期比52%増加している。
金融危機後の12ヶ月間の鉱工業部門向けクレジットは631億レアルで前期比93%と大幅に増加、8月には設備稼働率が80%に達して好調に回復してきている。
同銀行は今年1年間のクレジットを1,200億レアルから1,300億レアルを予想、鉱工業部門へは全体の50%、インフラ整備部門へは35%、第3四半期にはペトロブラス石油公社に250億レアルのクレジットを供与している。
9月の過去12ヶ月間のクレジット承認額は36%増加の1,575億レアル、クレジット申請総額は25%増加の2,154億レアルと大幅に増加してきて国内経済の回復基調が明確になってきている。(2009年10月23日付けエスタード紙)