レアルの為替がR$1.70と大幅に上昇して設備投資用の輸入機械・装置購入は容易になってきているが、レアル高の為替は輸出競争力を削ぐために更に輸出が減少して企業の投資意欲が減退している。
またレアル高の為替は国産品の輸入製品との価格競争力でも大きな打撃を受けてきており、国産品の輸入製品使用比率が増加してきている。
レアル高の為替を抑制するための方法はほとんどなく、海外からのブラジル金融機関への投資減少で為替をコントロールして輸出競争力アップを図ることも困難である。
リオ州工業連盟(Firjan)ではラテンアメリカ諸国の経済回復に伴って8月と9月の完成品輸出が回復傾向となってきており、昨年のラテンアメリカ向け完成品輸出は全体の22.0%であったが、今年7月の過去12ヶ月間の輸出は22.8%に増加している。(2009年10月19日付けヴァロール紙)