連邦貯蓄金庫(Caixa)は今後2年間に亘って現在と同じレベルのクレジット枠を確保するために、今日、発表される暫定令で60億レアルを調達するために社債発行が可能となる。
金融危機後の民間銀行のクレジット縮小をカバーするために、連邦政府の要請に従って公立銀行はクレジットを拡大、Caixa金庫は特に"私の家、私の暮らし"プロジェクトである大衆住宅向けクレジット枠の確保のために資金調達に迫られている。
今年初めのCaixa金庫では今年のクレジット部門は前年比30%増加を予想していたが、6月までにすでに前年同期比56%増加の992億レアルに達している。
昨年3月のバーゼル自己資本比率は29.9%、今年3月には19.9%、6月には18.8%まで低下して最低比率である11.0%に近づいてきている。
ブラジル銀行は海外投資家がブラジル国内の金融商品に注目が集まっているチャンスを逃さずに社債発行で予想の3倍に相当する130億ドルの資金を調達して資本増強、最大200億レアルのクレジット拡大が可能となった。
ブラジル銀行の社債発行前のバーゼル自己資本比率は14.1%まで落込んでいたが、社債発行後は15.0%まで上昇、イタウー銀行やブラデスコ銀行は17.0%前後となっている。(2009年10月14日付けエスタード紙)