昨日、ムーディーズはブラジルのソブリン格付けを投資適格級のBaa3へ1段階引上げたが、世界金融危機の中では初めて格上げの国となった。
ブラデスコ銀行のバルベード副頭取は「投資適格級への格上げは世界金融危機の中で行なわれたことが非常に重要で注目に値する」とコメントしている。
また昨日のサンパウロ平均株価(Ibovespa)は格上げ発表後に大きく伸びて0.93%増加の6万1,494ポイント、発表時はすでに為替売買は終了していたが、ドル為替は1.0%下落のR$1.798と1.80を割っている。
昨年4月にStandard&Poor´s、続いて昨年5月にFitchが続けてブラジルを投資適格級に格上げしていたが、ムーディーズのブラジルの格付け責任者マウロ・ロペス氏は格付けが遅れたことを否定しているが、「ブラジルの金融危機に対する連邦政府の政策はわれわれが考えていたよりも良かっただけではなく、更に投資適格級のソブリン債に通常備わっている経済・金融の底堅さが見られる」と説明している。
ムーディーズはブラジルの格付けをトルコとインドネシアと同じBa3から1ランク上のメキシコ、ロシア、インドと同じBaa3に引上げたが、アルゼンチンの格付けは2段階低いB3にとどまっている。(2009年9月23日付けエスタード紙)