海外投資家は今年下半期のブラジル国内の新規株式公開(IPO)に注目しているが、今年6月にVisaNet社がサンパウロ証券取引所(Bovespa)でIPOを実施して83億レアルの資金を調達したような大型IPOは予定されていないが、10億レアルに達する可能性はある。
テクノロジー企業のTivit社、Direcionalエンジニアリング社、Cetip社やBrizilian・Finance&Real・Estate社はすでに有価証券取引委員会(CVM)にIPOを申請している。
2007年中頃からIPOは世界経済の減速に比例するように減少に転じて、ブラジル国内では40社が中止を余儀なくされたが、2007年のIPOでの資金調達額は701億レアル、昨年は343億レアルに半減、今年は195億レアルに留まっている。
金融市場関係者はIPOが本格化するのは来年と見込んでいるが、ブラジル国内のIPOの70%から80%は海外投資家に買占められている。
年内のIPOを予定している企業ではCetip社が10億レアル以上の資金調達が見込まれており、今年は中国並びにブラジルでの僅かなIPOが予定されているが、世界的には金融危機の回復後になると予想されている。(2009年9月4日付けエスタード紙)