7月の金融機関への90日以上の負債返済遅延率は5.9%に達して2000年以来では最悪を記録、クレジットが拡大しているにも関わらず、特に中小企業の返済遅延が目立っている。
7月のクレジット総額は前月比2.6%増加、特に社会経済開発銀行(BNDES)はペトロブラス石油公社へ250億レアルのクレジットを行なったように、公立銀行がクレジット拡大を牽引している。
負債返済遅延は法人向けクレジットで増加、クレジット総額の3.8%に相当する14億4,000万レアルに達しているが、6月の返済遅延率は3.4%、個人向けクレジットは3ヶ月連続8.6%前後で推移している。
法人向けクレジットの負債遅延は手形割引の8.5%、法人向け特別小切手同様の保証口座が4.7%とそれぞれ高率となっているが、9月から中小企業向けのクレジット保証ファンド(FGO)が再開されるためにクレジット拡大が予想されている。
7月の個人向けクレジットの年利は44.9%、スプレッドは35.2%、法人向けクレジット年利は26.7%、スプレッドは17.9%とそれぞれ減少してきている。
ブラジルのクレジット総額のGDP比は45%まで増加してきているが、英国は211%、日本189%、ヨーロッパ連合140%、中国108%、チリ85%、インド50%とそれぞれブラジルを上回っているが、ロシアは41%、トルコ33%、ペルー25%、メキシコ21%、アルゼンチンは14%とブラジルを下回っている。(2009年8月27日付けエスタード紙)