民間最大手銀行のイタウー-ウニバンコ銀行と自動車保険ではトップのポルト・セグーロ社が提携、同銀行は自動車保険に強いブラデスコ銀行を大幅に引離す強力な販売網を築く。
ブラデスコ銀行はポルト・セグーロと交渉していたが、同銀行は経営権を主張して交渉が決裂、イタウー-ウニバンコ銀行は30%の経営参加でポルト・セグーロと合意した。
イタウー-ウニバンコ銀行はポルト・セグーロに30%に相当する17億レアルを投資して資本参加、今年上半期の同銀行の保険部門の純益は全体の13.5%であったが、ブラデスコ銀行の保険部門の純益は35%を占めていた。
政策誘導金利(Selic)の低下に伴ってブラジルの大手銀行はポートフォーリオ拡大を余儀なくされて今後も保険、年金やクレジットカード部門での銀行による吸収・合併が予想されている。
昨年、ブラジル銀行はノッサ・カイシャ銀行を買収、ヴォトランチン銀行には76億レアルを投資して資本参加、ブラデスコ銀行はIBI銀行を14億レアルで買収している。
ブラジル銀行はUBS・パクツアル銀行と契約して年金保険分野に強いプリンシパル社並びに自動車保険や生命保険分野のMapfre社との提携について調査している。
ブラジルの保険業界ランキングではブラデスコ生命がトップ、イタウー生命、イタウー保険と続いてポルト・セグーロが4位、ブラデスコ自動車保険が6位となっているが、自動車保険ではポルト・セグーロが2位のブラデスコ自動車保険を上回っている。(2009年8月25日付けエスタード紙)