金利の安い日本などで資金を調達して金利の高い国で運用して利ザヤを稼ぐキャリートレード取引は世界金融危機後には各国の株暴落や為替変動の影響で途絶えていたが、最近では株価や為替の安定に伴ってヘッジファンドや機関投資家が再開しだしている。
キャリートレードの増加に伴って為替の変動幅が上昇のリスクが常にあり、円キャリートレードが良く利用されるが、円通貨の変動で利益を損なう可能性もある。
金利が1.0%のヨーロッパや米連邦準備制度理事会(FRB)が信用緩和策採用で1兆ドルを市場に投入してゼロ金利に近い米国などで資金調達をしてキャリートレードする傾向にある。
海外投資家の金利の高いブラジルにキャリートレード取引が戻ってきているが、また日本や米国で資金を調達して中国向けコモディティ商品輸出の多いオーストラリアでのキャリートレード取引を行なっているが、オーストラリアドルは今年2月末から対ドル通貨では29%上昇している。{2009年8月19日付けヴァロール紙}