世界金融危機後に大幅に縮小していたクレジットは回復傾向にあり、6月は前月比では1.3%増加、過去12ヶ月間では19.7%増加している。
過去数ヶ月間の法人向けクレジットは個人向けクレジットの増加率を大幅に上回り、6月は前月比5.1%増加、1日あたりの平均クレジット総額は46億レアルに達している。
しかし昨年12月から不渡り率が増加、6月の90日以上の法人向けクレジットの遅延率は前月の5.5%から5.7%に増加して、2000年9月のレベルに達している。
世界金融危機で民間銀行はクレジットを大幅に縮小したが、6月の社会経済開発銀行(BNDES)のクレジットは前月比2.7%増加、過去12ヶ月では27.1%増加、またブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫のクレジット増加は金融危機の影響緩和するために連邦政府から圧力がかかり、民間銀行のクレジット収縮を補う役目を果たした。
6月の住宅向けクレジットは前月比3.5%、過去12ヶ月間では40.9%とクレジット部門を牽引、6月の法人向けクレジット年利は7ヶ月連続で低下して36.7%と昨年11月の44.1%を大幅に下回り、個人向けクレジット年利は45.6%と2000年以降では最も低利、また特別小切手と呼ばれる口座借越残年利は167%まで低下している。(2009年7月29日付けエスタード紙}