昨日のレアル通貨は1.3%上昇して昨年9月30日以来では初めてとなるR$1.90のレベルまで回復したが、昨年9月12日にはR$1.78まで上昇していた。
昨日のレアル通貨が1.3%と大幅に上昇したのは全世界的なドル安傾向、主要債権保有者による米国金融サービスグループCITへの30億ドルの融資、今月第3週までの貿易黒字はコモディティ価格の上昇で9億ドルに達して、今年はすでに161億ドルの黒字を計上していることなどが要因となっている。
今年のコモディティ商品の先物価格に基づいて算出される指数CRBはすでに8.3%上昇しているが、昨年の農産物の貿易収支黒字は500億ドルと全体の貿易黒字240億ドルを大幅に上回っていた。
昨年7月31日のレアル通貨はR$1.56まで上昇していたが、金融危機後の12月8日にはR$2.50まで下落、また17日の外貨準備残高は2,093億9,000万ドルと上昇の一途を辿っており、世界金融危機のボラティリティに充分対応できる金額となっている。
サンパウロ州工業連盟(Fiesp)の昨年9月から現在までの世界の通貨のボラティリティ調査によるとレアル通貨はロシア、南アフリカに次いでボラティリティが大きく、ニュージーランド、トルコ、オーストラリアが続いており、最も低いのは中国の通貨となっている。{2009年7月21日付けエスタード紙}