政策誘導金利(Selic)金利の低下に伴って、ブラジル企業の海外での資金調達率が減少傾向となっており、2000年の外貨建負債はGDP比40.2%を占めていたが、昨年はGDP比11.0%まで低下している。
2000年の国内金融機関からの資金調達はGDP比29.6%であったが、昨年はGDP比40.3%まで上昇、社債や約束手形などの債務証書による資金調達は10.2%から24.3%まで増加してきている。
2000年の平均Selic金利の年利は16.19%であったが、2002年には23.03%まで上昇、昨年は13.66%まで低下、現在は9.25%と過去最低の金利となっている。
1999年の為替の変動相場制移行後はドル為替が大幅に上昇したために、ブラジル企業の倒産が大幅に上昇、また昨年の世界金融危機後のドル為替の上昇でアラクルス社やサジア社など為替デリバティブで大損害を被った企業を多い。
ブラジル企業の昨年の金融負債残高は2000年のGDP比34.9%から昨年はGDP比40.9%の1兆2,000億レアルに増加、他国との比較ではGDP比に占める比率は低いが、今後は増加する傾向が予想されている。
Selic金利が9.25%と過去最低を記録したために、投資家や企業家はSelic金利連動国債から社債購入などに投資先を転換してきている。{2009年7月14日付けエスタード紙}