今年の新興国の株価上昇が先進国の上昇率を上回っており、サンパウロ証券取引所(BM&FBovespa)の時価総額は124億ドルに上昇、シカゴの226億ドル、香港172億ドル、ドイツの154億ドルに次いで世界4位に上昇して、ニューヨークやロンドン証券取引所の時価総額を上回っている。
香港証券取引所とBovespaの時価総額が伝統的な先進国の証券取引所を上回ったのは、金融危機後の先進国から回復の早い新興国への資金の流れが加速していることも一因となっている。
Bovespaの時価総額増加要因として、今年はすでにサンパウロ平均株価(Ibovespa)がレアル通貨換算で38.6%値上がり、またレアル通貨もドルに対して15%以上値上がりしているために、Ibovespaのドル通貨換算での値上がりは50%以上に達している。
Bovespaへの投資は海外投資家が牽引、またアルミ二オ・フラガ元中銀総裁が経営審議会会長に就任したことも市場関係者から歓迎されており、昨年9月から相互協定を結んでいるシカゴ・マーカンタイル(CME)取引所とのデリヴァティブ取引も大幅に増加している。{2009年6月16日付けエスタード紙}