国際決済銀行(BIS)の調査によると世界金融危機の影響でレアル為替が大幅に落込んだために、ブラジル民間企業の金融デリバティブ取引の損害総額は250億ドルに達すると発表している。
BISでは世界の今年第2四半期の金融デリバティブ取引は1998年以来、初めて減少に転じて取引残総額は592兆ドルまで低下している。
ブラジルのアラクルース社、サジアやヴォトランチン・グループは世界金融危機で昨年9月から海外投資家がいっせいに資金を引き上げたために大幅なレアル安の為替となったために、為替デリバティブ取引では大きな損害を被っている。
チリとコロンビアでは金融デリバティブ取引の規制が厳しいために僅かな損害で済んだが、メキシコの損害は40億ドルに達している。{2009年6月8日付けエスタード紙}