政策誘導金利(Selic)の低下に伴って銀行の収益性が落ちてきているために、銀行はクレジット拡大で収益性をカバーしなければならず、10日前にイタウーウニバンコ銀行が自動車購入クレジットを72ヶ月まで延長、サンタンデール銀行傘下のアイモレ社も同様に延長した。
昨日、ブラジル銀行は個人向けクレジット枠に130億レアル、ブラデスコ銀行も住宅ローンを25年から30年に延長、また12万レアルまでの住宅ローン年利を10%から8.9%に引下げる。
昨年8月から今年3月までの民間銀行のクレジットは僅かに5.2%増加したが、公立銀行は連邦政府の要請もあって22.6%と大幅にクレジット枠を拡大、またSelic金利低下による収益率の悪化を補っている。
ブラジル銀行の個人向けクレジット拡大は自動車、家電や給与・年金口座天引き型ローンなどに利用でき、連邦貯蓄金庫(Caixa)は大衆住宅プロジェクトの"私の家、私の暮らし"向けに月収が4,650レアル以下の家庭を対象に、年利5.0%から8.16%プラス参考金利(TR)でローンが組める。
また給与・年金口座天引き型ローンの最低月利は1.69%から1.62%、自動車ローンの最低月利は1.31%から1.22%、建材購入最低月利は1.74%から1.69%とそれぞれ低下する。{2009年5月26日付けエスタード紙}