ブラジル銀行のアウデミール・ベンジーニ総裁は就任早々に連邦政府の国内経済活性化のために、新たな分野でのクレジット拡大や金利低下で家電や大衆住宅販売拡大のためにクレジット拡大政策を採用する。
同銀行は連邦政府の大衆住宅建設プログラム“私の家、私の暮らし”に沿ってクレジット枠を確保しているが、連邦政府はブラジル銀 行のクレジット拡大用資金が不足すれば、勤続機関保障基金(FGTS)から更に5億レアルのクレジット枠を承認している。
ブラジル銀行 は大衆住宅プログラムの3~10最低サラリー層向けクレジット枠が見込まれており、今後60日以内に住宅購入希望者の与信審査を開始するが、ソロカバ市に 大衆住宅500軒建設のために、建設会社Cyrela社に2,000万レアルのファイナンスを発表している。
またブラジル銀行は連邦貯蓄金庫(Caixa)同様に冷蔵庫や洗濯機などの家電向けクレジットを開始するが、18家電販売チェーンとタイアップして最長60ヶ月のローン販売となる。
就任早々のベンジーニ総裁はクレジット拡大路線採用では連邦政府の圧力を否定しているが、今日の通貨政策委員会(Copom)での政策誘導金利 (Selic)金利引下げが確実であり、それに伴ってスプレッドも低下するために、ブラジル銀行の金利の引下げ幅が注目されている。(2009年4月29日付けエスタード紙)