欧米のプライベート・エクイティは中国に次いでブラジル企業に注目しており、ブラジルの安定した政治・経済、今後の安定した経済成長やブラジル企業の資産価値に注目している。
ワシントンに本社を置くEMPEA社の新興国への投資に注目している300社対象の調査によると、すでに投資しているうちの17%が今後3年以内の投資増加を予定、11%は初めて投資を予定している。
同社の今年1月と2月の156社対象の投資リスク調査ではブラジルはプライベート・エクイティのプレミアムが昨年の6.9%から6.4%に下がったが、中国は6.3%から6.4%、ロシアは6.9%から8.4%とそれぞれ増加している。
Private Equity & Venture Capital(ABVCap)の参加者対象の調査ではラテンアメリカで投資対象として注目されているのはブラジルが30%でトップ、メキシコ19%、コロンビア18%、ペルーが16%で続いている。
プライベート・エクイティにとって資産価値が減少しているブラジル企業への投資はチャンスの時期と見込んでおり、食品部門、衛生・保健や教育部門は金融危 機の影響を殆ど受けていないが、投資先としては内需部門や特に金融危機の影響を受けた保険セクターなどが注目されている。(2009年4月16日付けヴァ ロール紙)