先週の通貨政策委員会(COPOM)では政策誘導金利(Selic)について4時間に及ぶ会合の末に、インフレ懸念が払拭されずに満場一致で13.75%に据置かれたが、会合の大半は0.25%のSelic金利切下げが議論された。
9月の中銀のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は0.26%であったが、10月には0.45%、11月は0.36%となって、今年 11ヶ月間のIPCAは5.61%に上昇して2004年以来の高率を記録、9月の過去12ヶ月間のIPCAは6.25%、10月6.41%、11月は 6.39%と中銀のインフレ中央目標指数値4.5%の上限である6.5%に限りなく近づいてきている。
また今年11ヶ月間の鉱工業製品の卸売金額は前年の3.39%から原材料価格の高騰や一般消費者の需要で13.80%と大幅に上昇、第3四半期までの内需拡大で輸入や投資拡大が継続していたこともインフレ圧力となっていた。
第3四半期の国内総生産の伸び率は6.8%、一般消費も7.3%それぞれ増加、8月の小売全般は前月比マイナス1.3%であったが、9月には4.0%増 加、前年同月比では15.9%増加、今年の累計では13.8%増加していた。(2008年12月19日付けエスタード紙)