国内経済が順調に伸びていた過去数年間は大企業が大幅に純益を伸ばしてきていたが、9月15日のリーマン・ブラザーズ証券の破綻を引き金に世界金融 危機に突入、ペトロブラスや銀行を除く254大企業対象の調査では第3四半期の純益は前年同期比マイナス60.2%を記録して大きく収益を圧迫されてい る。
第3四半期の純益減少は20%のドル高の為替の影響が大きく、7月初めはR$1.597であったが、9月30日にはR$ 1.902と大幅なドル高の為替に振れて、調査対象企業のドル為替での外貨負債総額は昨年9月の13億レアルから一挙に195億レアルに増加している。
ブラスケン社の外貨負債はドル高の為替で一挙に19億レアルまで増加して収益を大幅に圧迫されており、サジア社やアラクルス社も為替デリバティブで大損害を被っている。
現在の為替はR$2.325と大きくドル高に振れているために、輸出企業にとっては価格競争力の増加で収益アップにつながるが、外貨立て負債を抱える企業にとっては厳しい。(2008年11月19日付けエスタード紙)