連邦政府は金融市場のクレジット流動性拡大対策として、すでに1,580億レアルを投入、為替市場への介入や貿易業者へのクレジットなどに、すでに1,060億レアル相当の465億ドルを投入している。
先週から金融市場以外へも520億レアルを投入、これにはブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫から公務員向け住宅クレジットとして、80億レアルが含まれている。
大銀行の対中銀供託金560億レアルは中小銀行のクレジット流動性拡大のために、中小銀行債券の購入のための措置が採られているが、全てが債券購入に回っているかは判らない。
中銀のメイレーレス総裁はドル高に振れている為替対策として、465億ドルが為替市場に介入しているが、そのうちの300億ドルが為替スワップ、貿易業者救済として41億ドルが投入されている。
中銀の目的はクレジット流動性拡大が目的であるが、為替コントロールのためにドル介入では外貨準備高からも資金を注入しているが、外貨準備高は未だに2,000億ドルを超えている。
勤続期間保障基金(FGTS)から社会経済開発銀行(BNDES)へ70億レアル、BNDESから運転資金用クレジット枠として100億レアル、ブラジル 銀行からも50億レアルが運転資金用クレジット、自動車メーカー系金融機関向けクレジット枠として40億レアル、農村向け前貸しクレジットに50億レア ル、連邦貯蓄金庫から小売部門に20億レアル、建設不動産向けに30億レアルのクレジット枠が設けられている。
中銀は強制預託金2,159億レアルを保有しており、今後も必要に応じてクレジット流動性拡大のために、預託金から必要なセクターに注入を行なう。(2008年11月18日付けエスタード紙)