29日の通貨政策委員会(Copom)は4月から連続して切上げられてきた政策誘導金利(Selic)を米連邦準備理事会(FRB)の連邦公開市場 委員会(FOMC)で、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.5%引き下げて、年間1.0%にすることを決定したのに続いて、信 用収縮対策としてクレジット流動性拡大のために13.75%に据置くことを満場一致で決定した。
また米連邦準備理事会は世界的なドル資金調達難を緩和することを狙いにブラジル、メキシコ、韓国、シンガポールとそれぞれ最大300億ドルの為替スワップを締結したために、為替市場関係者はR$2.00までドル安に振れると予想している。
Selic金利の13.75%の据置でブラジルのインフレ分を差引いた実質金利は7.9%と世界で最も高く、2位のハンガリー5.5%、トルコ5.1%、 オーストラリア4.7%、メキシコの2.7%を大幅に上回り、また個人向け年利は137.12%、法人向け年利は66.88%となっている。(2008年 10月30日付けエスタード紙)