世界金融危機に見舞われて赤字を計上している国際金融業界であるが、昨年、レアル銀行を吸収合併したサンタンデール銀行の今年9ヶ月間の純益は前年同期比1.3%増加の22億3,000万レアルを計上している。
特にクレジット部門が牽引して純益増加に結びついているが、過去12ヶ月間のクレジット部門の増加は前年同期比25%増加、しかし同行は給与・年金口座天引き型ローンやリースの比率が低いために、民間銀行業界の平均伸び率を下回っている。
しかし個人向けクレジットは23%増加の572億5,000万レアル、法人向けクレジットは28.9%増加の676億5,000万レアルと好調に推移しているが、来年のクレジット部門の伸び率はよくて15%が見込まれている。
サジア社、ヴォトランチンやアラクルス社が損害を被った為替デリバティブの同行のオペレーション総額はR$2.25と仮定すると、顧客総数60社で14億2,000万レアルに達している。
また連邦政府から要請が出ている中小銀行のクレジット債券購入は10銀行、交渉中の銀行は11銀行で総額では20億レアルから25億レアルに達すると見込んでいる。(2008年10月29日付けエスタード紙)