先週のウニバンコ銀行に次いでイタウー銀行は第3四半期の決算発表を金融市場の大荒れによる影響で銀行の経営破綻に対する不安解消、株価下落による自社株の購入を行なうために発表の前倒しを行なった。
イ タウー銀行の第3四半期の純益は前年同期比25%増加の20億レアル、今年9ヶ月までの純益は12.8%増加の60億レアルに達しており、この期間のクレ ジットは前年同期比44%増加しているが、来年は経済成長率が3.0%増加すればクレジットは15%増加が予想されている。
また民間最大手ブラデスコ銀行の第3四半期の純益は前年同期比5.6%増加の19億レアル、今年9ヶ月間の純益は3.4%増加の18億1,000万レアルとイタウー銀行に比べて低下している。
9月15日のリーマン・ブラザーズ銀行の破綻で、各銀行の株価も下落して決算に大きく影響を与えているが、過去12ヶ月間のクレジットは40.8%増加の1,973億レアルに達していた。
また過去12ヶ月間の個人向けクレジットは28.7%増加の699億レアル、大企業への法人向けクレジットも51.1%増加の722億レアルに達していたが、今後は大幅に減少すると見込まれている。
9月末の90日以上返済が停滞しているクレジットの不渡り率は3.5%と前年同期比の3.7%よりも低いが、個人向けクレジットの不渡り率は6.4%から6.6%に増加している。(2008年10月28日付けエスタード紙)