リーマン・ブラザース破綻後に輸出向けクレジットが半減して、連邦政府は早急な対応を迫られているが、リーマン破綻後の次の日には外資の海外送金は9月前半の1日平均1億7,530万ドルの640%増加の12億,900万ドルが逃避した。
また9月初めの1日当たりの輸出向けクレジットは3億4,200万ドルであったが、9月後半は1億6,490万ドルと半減したために、中銀は9月の輸出前貸し(ACC)を前年同月の7億2,000万ドルから14億ドルに引き上げた。
金融危機による影響で9月のサンパウロ平均株価指数(Ibevespa)は11.03%、今年9ヶ月間では22.45%それぞれマイナスを記録、金融派生商品投資のデリバティブ・ファンドは178億レアルの資金が逃避している。
また大企業は海外での資金調達が貸し渋りで困難になってきており、ブラジル国内での資金調達には金利があまりにも高すぎるために、投資の見合わせを余儀なくされ、8月の個人向け金利は7.39%であったが、9月には7.45%まで上昇している。
7月には海外での輸出クレジット資金調達比率は19%であったが、8月には6.6%と大幅に減少、また農業向けの民間銀行クレジットの貸し渋りが拡大したために、ブラジル銀行のクレジットが34%増加している。(2008年10月2日付けエスタード紙)