今年5月のサンパウロ証券取引所(Bovespa)の時価総額は1兆4,040億ドルを記録、過去12ヶ月間では1兆ドルを割ったことがなかったが、昨日の時価総額は9,340億ドルとピーク時から33%下落の4,700億ドルも時価総額が下がっている。
過去4ヶ月間のヴァーレ社の株価は720億ドル、ペトロブラス社は1,280億ドルの下落を記録して、両社合わせて2,000億ドルの下落を記録している。
下落率の高い100社のうちで77社が過去4ヶ月間で40%以上の下落を記録しているが、企業内で問題を抱えるアグレンコ社は90%、Laep社87%、テンダ社は76%と大幅な下落となっている。
8月から下落に転じたコモデティ価格に大きく影響されて、特に海外投資家の投機対象となっていた製鉄部門のウジミナスは53%、CSN48%,ゲルダウは44%と大幅に下落している。
サンパウロ証券取引所に上場している企業の60%はコモデティ市場と繋がりがあるために、コモデティ価格の変動に大きく左右される弱点がある。
金融スペシャリストの中には今後のBovespaの株価は更に40%以上の調整が行なわれると見込んでいるが、世界経済のリセッションの規模が明確でないために、今後の株価の見通しが不透明となっている。(2008年9月10日付けエスタード紙)