米国のサブプライム問題に端を発して国際金融市場での資金調達が困難になってきている影響で、政策誘導金利(Selic)が4月から上昇に転じてい るにも関わらず、国内金融市場での法人向け融資や資金調達が拡大してきており、今年の上半期は前年同期比30%増加しているが、国際金融市場での資金調達 は36%減少している。
今年上半期の4大銀行(ブラジル銀行、ブラデスコ銀行、イタウー銀行、ウニバンコ銀行)の法人向け融資は前年同期比30%増加の1,803億レアルに達している。
昨年までは新規株式公開(IPO)による資金調達が急増していたが、今年上半期は僅か4件しかIPOしておらず、前年同期比44.5%の大幅減少となっており、確定金利付ファンドからの資金調達は250%増加、社債発行による資金調達も585%と大幅に増加している。
また今年上半期の民間企業はSelic金利上昇を続けているにも関わらず、18の約束手形発行で前年同期比258.6%増加の99億6,500万レアルを調達している。(2008年8月18日付けエスタード紙)