格付会社スタンダード&プアーズが3ヶ月前にブラジルを投資適格級に格上けした後の5月初めにサンパウロ平均株価(Ibovespa)は7万3,516ポイントの高値を付けていた。
しかし格上げ2ヶ月後の7月24日にはベア・マーケットと呼ばれるピークから20%以上株価が下落して5万7,199ポイントまで下落、投資適格級入りし た5月は海外投資家のサンパウロ証券取引所への投資は5億3,250万レアルが流入したが、6月には74億1,500万レアル、7月は73億8,800万 レアルがすでに引上げている。
投資適格級の格上げは株式投資よりも確定金利付投資の目安にとって非常に重要であり、米国の金融市場の先行き不透明感のシナリオでは今後も金融市場の先行きが定かでない。
投資適格級は長期投資にとってはメリットとなるが、格上げされても即座の効果は現れない。また今年上半期の経常収支は174億200万ドルの赤字を計上し たが、海外からの直接投資は167億200万ドルで経常収支赤字をカバーしていないが、下半期には経常収支赤字をカバーすると予想されている。(2008 年7月30日付けガゼッタ・メルカンチル紙)