2006年以降にサンパウロ証券取引所(Bovespa)で新規株式公開(IPO)した企業の70%の現在の株価は上昇初日よりも低くなっており、12銘柄では50%以上の株価低下を記録している。
新規株式上場企業の株価は短期投資を目的とした投資家が購入している場合が多く、2006年と昨年のIPOは90企業と過去2年前の16企業を大幅に上回るIPOブームとなって、IPO総額700億レアルの70%は海外投資家が占めていた。
しかしサブプライム問題に端を発した金融不安で発展途上国からの資金引上げで、特にIPO企業が大きな影響を受けて大幅な株価低下をきたしている。
スイスクレジット銀行並びにUSBパクツアル銀行がIPOの主幹事会社として業界トップとなっているが、アグレンコ社のIPOではスイスクレジット銀行は バイオジーゼル製油所3ヵ所と大豆製油所建設のための資金調達として上場したが、同銀行はプレミアムとして6.8%の株式を受取った。
クルゼイロ・ド・スール銀行株はIPO時に5億7,400万レアルの資金を調達、主幹事会社のUBS銀行は5.0%に相当する3,000万レアルを受取ったが、今では株価は上場初日の51%の株価低下となっている。
株価が大幅に低下したのはアグレンコ社の86.6%低下、Laep社73.3%、エコジーゼル68.3%、プロビデンシア61.3%、CR2の61%、マ リーザ60.9%、EZTEC社は60.4%とそれぞれ上場初日の株価から大幅に減少している。(2008年7月14日付けエスタード紙)