インフレ対策の政策誘導金利(Selic)の上昇にも関わらず、インフレ指数が上昇して実質賃金の目減りが顕著になってきたために、金融機関の低所得者層への与信審査が一層厳しくなってきている。
昨年のクレジットはサラリーの35%までであったが、今では30%までのクレジットに制限されてきており、個人向けクレジット、自動車購入ローン、資本財購入クレジットなどすべてのクレジット部門で厳しくなってきた。
中銀のレポートでは4月の不渡り率は7.1%であったが、5月は7.3%に増加、3月のイタウー銀行の個人向けクレジット残高は前年同月比38%増加の580億レアルであったが、昨年末比では僅かに6.0%の増加に留まっている。
レアル銀行の今年のクレジット部門の伸び率を25%から17%に下方修正しており、イタウー銀行では25%から30%の増加を予想している。(2008年7月7日付けエスタード紙)